キャシー中島さんは、明るく親しみやすいキャラクターで夫・勝野洋さんとおしどり夫婦としても知られています。
キャシー中島さんが、芸能界の第一線で活躍し続けるの裏には、波乱万丈な人生と深い家族愛があります。
特に「再婚」というキーワードに注目が集まり、再婚相手や家族との関係、子どもたちの現在まで、多くの人が関心を寄せています。
本記事では、キャシー中島さんの再婚までの華麗な経歴、再婚相手・勝野洋さんとの馴れ初め、そして再婚後に築かれた深い家族の絆について詳しくご紹介していきます。
キャシー中島が再婚に至るまでの華麗なる経歴
キャシー中島さんが再婚に至るまでには、芸能界での華やかな活躍と波乱に満ちた私生活がありました。
若い頃から美貌と明るさで注目され、モデル・タレント・歌手として人気を集めていましたが、19歳で最初の結婚し、結婚生活は短期間で終わりました。
その後、キャシー中島さんは俳優・勝野洋さんと再婚し、現在も良好な夫婦関係を築いています。
再婚を機に家庭生活に重きを置いた時期もありましたが、キルト作家としての活動や書籍の出版を通じて再び表舞台で活躍しています。
芸能界と家庭を両立させながら歩んできた道のりを、ここから詳しくご紹介します。
芸能界デビューした美しい若い頃の姿

キャシー中島さんの芸能界デビューは1969年、17歳のときでした。
キャシー中島さんは、8歳の頃から若草劇団で演技を学び始め、美しい容姿と明るいキャラクターが注目され、CMモデルとして一躍脚光を浴びました。
中でもレナウンのCMは大きな話題となり、モデルCF部門最優秀新人賞を受賞しています。
1972年にはレコード歌手としてデビューし、タレント、司会者、女優としても幅広く活動を展開していました。
そんな華やかなキャリアの中、キャシー中島さんは19歳でモデル仲間の男性と結婚しています。
最初の結婚相手は初恋の人で、17歳で知り合い2年間の交際後に結婚しました。
しかし、この結婚はわずか半年で破綻し、離婚に至っています。
この時の離婚理由は、公式な本人の詳細な発言や明確な理由は公表されていません。
当時19歳という若さでの結婚であり、「若かったこと」「お互いをよく知らないまま結婚したこと」「生活や価値観の違い」などが背景にあったのではないでしょうか。
若き日の華やかさが、キャシー中島さんの再婚後の人生にも大きく影響していきます。
モデルとして活躍していた頃の年収
キャシー中島さんがモデルとして活躍していた19歳の頃、月収はなんと約100万円にのぼったとさています。
年収にすると、約1,200万円相当だったことになります。
当時の100万円は現在の価値に換算すると、約2.18倍の価値になり、月収210万円の年収は、2,180万円ほどとなります。
モデル時代のキャシー中島さん #nichiten pic.twitter.com/KrHTVXjW5b
— MRF (@musicradiofreak) November 12, 2023
CMや雑誌、ショーなどの依頼が相次ぐ売れっ子モデルだったことがわかります。
しかしながら、キャシー中島さんは、ご自身の生活費としてもらっていたのは1日2,000円ほどで、節度ある生活を送っていたようです。
この時期の収入はすべて母親に預けていたと語っています。

このモデル時代の経済的成功が、後のキャシー中島さんの人生設計や再婚への選択においても重要な基盤となりました。
最終学歴はインターナショナルスクール
キャシー中島さんの学歴については、具体的な学校名は公表されていませんが、最終学歴は自由な校風で知られるインターナショナルスクールです。
父親がアイルランド系アメリカ人、母親が日本人というハーフで3歳から横浜市で育ったキャシー中島さんですが、中学生の頃までは、ハーフであることを理由にいじめやからかいに悩まされていました。
母親は「ハーフであることは恥ずかしくない、誇りに思っていい」と励まし続けましたが、社会の厳しい目に対し、キャシー中島さんは心の葛藤を抱えることもあったようです。
しかし、インターナショナルスクールへの進学を機に、自分らしさを徐々に取り戻していきました。
多様な文化や価値観が受け入れられる環境の中で、自然と英語力も身につき、自信を回復していきます。
キャシー中島さんが小学4年生の時に手芸クラブに入り、卒業作文には「手芸屋さんになりたい」と記したというエピソードもあり、芸能活動だけでなく手芸への関心も早くから持っていたようです。
現在のキャシー中島さんはパッチワーク・キルト作家としても活躍し、ハワイアンキルトの第一人者として全国に教室やスタジオを展開しています。
【キャシーマム アイランドスタイル】
— 川辺株式会社【公式】 (@intermodekawabe) July 3, 2025
東武百貨店 船橋店にて日本を代表するハワイアンキルト作家のキャシー中島氏がプロデュースする「Kathy Mom Island Style」から毎日の生活に寄り添うアイテムをご紹介します。
■場所:東武百貨店 船橋店 6階 イベントプラザ… pic.twitter.com/DYBCZpR5ks
さらに、アメリカのキルトショーでも多数の受賞歴があり、著書も多く出版されています。
このような多文化的で実践的な教育環境が、キャシー中島さんの芸能界やキルト作家としての柔軟な発想力を育てました。
幼い頃に別れたアメリカ人の父親
キャシー中島さんの父親は、アイルランド系アメリカ人でアメリカ軍に関係する仕事に就いていました。
母親とはロサンゼルスで出会い結婚し、キャシー中島さんはハワイ・マウイ島で誕生しています。
しかし、キャシー中島さんが5歳のときに両親は離婚し、父親はその後アメリカに帰国したため、それ以降は母親とともに日本で育ちました。
父親に関する詳しい情報は一般に公表されておらず、名前や性格などは不明です。
キャシー中島さんは、離婚後は神奈川県横浜市で生活し、日本文化の中で成長していきました。
ただし、幼少期は父親の不在による寂しさや文化の違いによる戸惑いも経験したといいます。
軍属としての勤務環境もあり、家庭と過ごす時間が少なかったことも影響したようです。
キャシー中島さんは、アメリカ文化と日本文化が交差する中で育った経験が、現在のグローバルで個性的なキャラクターに影響を与えたと考えられます。
母親の再婚によってできた異父弟
キャシー中島さんには、母親の再婚によって生まれた異父弟が1人います。
異父弟は、キャシー中島さんにとって唯一の実兄弟といえる存在です。
しかし、キャシー中島さんは異父弟との関係を積極的に語ることは少なく、その後の仲についても明かしていません。
その理由は、この異父弟の存在はキャシー中島さんにとって幼少期に大きな影響を与えたからのようです。
キャシー中島さんの母親は離婚後、横浜の中華街で仕事をしていた関係から、キャシー中島さんは10歳まで知り合いのお婆さんの家でに預けられて育っていました。
その後、ようやく母親と同居できるようになった矢先に弟が誕生し、両親の関心が弟へと移っていったことキャシー中島さんにとって複雑な気持ちがあったことを明かしています。
母との時間を取り戻せると期待していたキャシー中島さんでしたが、現実はそうではなく、寂しさや孤独感が心に残ったと語られています。
その影響で、キャシー中島さんが中学生になった頃から横浜にあるライブハウス・ダンスホールなどで夜遊びや大人たちに反抗的な態度を取ったりとなっていきました。
このような生活の中で、16歳である有名なスタイリストにスカウトされ、モデルとして活動を始めています。
母親は、キャシー中島さんが1979年に結婚した2ヶ月後に54歳で亡くなっています。
ですが、母親の再婚により誕生したこの弟の存在が、キャシー中島さんの心に複雑な気持ちを刻まれていたことは間違いないようです。
キャシー中島さんは複雑な家庭環境の中で育ちましたが、キャシー中島さん自身も母親として3人の子どもを育て、家族との絆を大切にしています。
キャシー中島が再婚で築いた家族との絆

キャシー中島さんは、勝野洋さんと再婚によって新たな家族の絆を築き上げ、現在も仲睦まじい家庭を築いています。
再婚相手である勝野洋さんとの出会いや、子どもたちとの関係、そして大切な家族との別れも含め、その絆の深さがにじみ出るエピソードが多数あります。
この記事では、キャシー中島さんの再婚をきっかけに生まれた家族との強い結びつきについて紹介します。
再婚相手である夫・勝野洋との馴れ初め
キャシー中島さんの再婚相手である俳優の勝野洋さんとの馴れ初めは、キャシー中島さんは26歳のとき、テレビで勝野洋さんを見て一目惚れし、共通の知人から行きつけの店を聞き、通い詰めるという行動力で接点を作りました。
1978年10月に出会い、同年12月には交際を開始し、1979年2月に再婚と、まさにスピード婚でした。
キャシー中島さんが「うちに可愛い猫がいる」と誘ったことで関係が一気に深まり、再婚へと進んだといわれています。
2月に行われた勝野洋・キャシー中島夫妻の結婚45年を祝う「アニバーサリーウェディング」。理想のパートナーシップのあり方が見られた素敵なサファイヤ婚式レポートは必見です!#ourage #myage #アニバーサリーウェディング #勝野洋 さん キャシー中島 さんhttps://t.co/xEdkYLnNtn pic.twitter.com/OQRcdOJzCv
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その後、キャシー中島さんと勝野洋さんの間には、3人のお子さんが誕生しています。
- 長女・勝野七奈美さん
- 次女・勝野雅奈恵さん
- 長男・勝野洋輔さん
キャシー中島さんは、再婚後は家庭を優先し、一時芸能活動を控えていましたが、子育てが落ち着いた後に活動を再開しています。
現在もキャシー中島さんと勝野洋さんは、再婚から40年以上経った今でもおしどり夫婦として知られており、キャシー中島さんにとって再婚は人生の大きな転機となりました。
亡くなった長女と悲しい娘の死因は?

キャシー中島さんの再婚後に生まれた長女・勝野七奈美さんは、2009年7月、29歳という若さで亡くなりました。
死因は「小細胞肺がん」で、発覚時にはすでに手術ができないほど進行していたといわれています。
長女・勝野七奈美さんは宝飾デザイナーとして活躍しており、2008年11月に結婚し、2009年2月頃から体調に異変を感じて病院を受診したところ、がんが見つかりました。
抗がん剤治療にも懸命に取り組みましたが、病状は急速に悪化。
2009年7月7日、家族に見守られながら静かに息を引き取りました。
キャシー中島さんは再婚によって生まれた娘との別れに深い悲しみを抱えながらも、残された家族とともに支え合い、再婚で築いた家族の絆を大切にしてきました。
この経験もまた、キャシー中島さんの人間性と強さを物語っています。
女優として活躍する次女の夫は誰?

キャシー中島さんの再婚で生まれた次女・勝野雅奈恵さんは、2015年にスイス人男性・リカルドさんと結婚しています。
勝野雅奈恵さんは、女優・フラダンサー・整体セラピストなど多彩な方面で活動をされています。
夫のリカルドさんとの出会いは、知人の紹介で知り合いました。
その当時、夫のリカルドさんは、スイス・チューリヒ大学の学生でしたが、大学卒業後に日本へ移住しました。
夫のリカルドさんは、芸能活動を行っておらず、あくまで一般人としての立場から、職業などの詳細は公表されていません。
次女の勝野雅奈恵さんは2016年に長女、2019年には長男、2022年に次男を出産し、現在は3児の母となっています。
雅奈恵さん「驚かれるほど安産でした」
— ねとらぼエンタメ (@itm_nlabenta) July 19, 2022
キャシー中島、次女・勝野雅奈恵の第3子出産に歓喜 生まれたばかりの男児も公開https://t.co/eZA9rbbRQ4 pic.twitter.com/ms7Rd3LZ0d
一部では「専業主夫では?」「ヒモでは?」といった根拠のない噂も出ましたが、それは夫婦間の役割分担やリカルドさんの職業が非公開であることによる憶測に過ぎません。
実際には、キャシー中島さんの再婚相手の家族として、リカルドさんは次女の勝野雅奈恵さんと協力しながら、子育てや家事にしっかり取り組んでいます。
このように、キャシー中島さんの再婚を通じて生まれた家族の絆は、夫婦の信頼関係にもあらわれており、互いを尊重し合う温かい家庭を築いていることがわかります。
デザイナーの息子・勝野洋輔の妻はいる?

キャシー中島さんと勝野洋さんの再婚で生まれた長男・勝野洋輔さんは、2025年現在、妻や子供はなく、未婚です。
勝野洋輔さんは現在41歳になりますが、結婚歴はなく独身です。
SNSの写真に指輪が写っていたことから、「結婚しているのでは?」との声がありましたが、独身ですので、ファッションの一部で指輪をされていたようです。
勝野洋輔さんは、手芸家・タレント・デザイナーとして活躍しています。
勝野洋輔さんは高校時代から俳優業をスタートし、のちにファッションと手芸の道へ転向しました。
2010年にフランスのエコール・ドゥ・ルサージュなどの刺繍学校や洋裁学校に留学し、本格的にファッションについて学び、現在は手芸番組やイベント、著書を通じて全国で活動しています。
勝野洋輔さんは多忙な日々を送りながらも、母・キャシー中島さんとの共演やコラボレーションも多く行っており、深い絆で結ばれている様子が伺えます。
静岡キルトフェスティバル
— えぺ (@awNEGkL1Zt75394) May 11, 2024
キャシー中島さんと洋輔さんの親子トークショー
静岡キルトフェスティバル
伊勢丹静岡
キャシー中島
勝野洋輔 pic.twitter.com/S6TzsXh7zK
まとめ:キャシー中島の再婚後の家族愛
キャシー中島さんの再婚は、人生を彩る転機となり、家族との深い愛情を育むきっかけとなりました。
俳優・勝野洋さんとの再婚によって、3人の子どもに恵まれ、困難な出来事も家族一丸で乗り越えながら、温かく支え合う家庭を築いています。
キャシー中島さんの再婚は、最初の結婚での経験を糧にし、人生を自らの意思で切り開いた象徴です。
そして再婚によって生まれた家族は、悲しみや喜びを分かち合いながら、芸能界や手芸、セラピーといったさまざまな分野で活躍する存在へと成長しています。
再婚をきっかけに生まれた家族のかたちは、多くの人々に勇気と感動を与え続けています。





